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トラブルシューティングとよくある質問

このページでは、S3Dock をオブジェクトストレージに接続する際によくある問題と対処法をまとめます。

接続が失敗する・拒否される

  • エンドポイントのスキームを確認: S3Dock は既定で https:// を必須とします。プロバイダーが平文 HTTP(ローカルの MinIO や NAS など)の場合は、Settings > Network / Object Storage で Allow insecure HTTP endpoints を有効にしてから再接続してください。
  • コピー時の誤りを確認: S3Dock はエンドポイント・バケット・アクセスキー ID・シークレットキーから意図しない空白や改行を除去しますが、プロバイダー管理画面からコピーした値は再度確認してください。
  • バケットの存在とキーの正当性を確認: アクセスキー ID とシークレットキーには、閲覧対象バケット(アップロードするなら書き込みも)に対する権限が必要です。

Path-style URL が必要な場合

仮想ホスト形式のバケットアドレスに対応していないプロバイダーもあります。次のような接続では詳細設定の Use path-style URLs を有効にしてください。

  • Cloudflare R2
  • MinIO
  • Ceph
  • 自前でホストする・カスタムのオブジェクトストレージ

Amazon S3 や大半のパブリッククラウドは仮想ホスト形式を使うため、オフにしておきます。

リージョンが必要(または空にする必要がある)

  • ほとんどのリージョン型プロバイダー(Amazon S3、Wasabi、Backblaze B2、DigitalOcean Spaces、Google Cloud Storage)では Region が必要です。プロバイダーが表示する正確な値を使ってください。
  • リージョン不要なプロバイダー(一部の MinIO や R2 構成など)もあります。空のままにすると、S3Dock はリクエスト署名に内部的に us-east-1 を使います。該当プリセットでは接続エディタに「Region (optional)」と表示されます。

「Access Denied」やフォルダが空

  • バケットポリシーや IAM ユーザーが、閲覧中のプレフィックスに対して s3:ListBuckets3:GetObject を許可しているか確認してください。
  • バケットは見えるのにファイルがない場合、認証情報の権限がサブプレフィックスにのみある可能性があります。許可されたプレフィックスへ移動するか、ポリシーを調整してください。

再生やプレビューが読み込まれない

  • S3Dock は画像・動画・音声に 短時間だけ有効な署名付き URL を生成します。セッション中に URL の有効期限が切ると、フォルダを更新するかファイルを開き直してください。
  • 動画のシークには Range OK または Range fallback と表示されます。シークが途切れる場合、プロバイダーが HTTP Range リクエストに対応していない可能性があります。Range check を有効にしておくとアプリがこれを検出します。
  • 大きなファイルが完了前にタイムアウトする場合は、Signed URL hours(Settings > Network / Object Storage)を長くしてください。

署名付き URL と共有

  • プレビュー・再生用の署名付き URL は設定した有効期間(1〜24 時間)で失効し、永久的な公開リンクではありません。
  • Open with を選ぶと、選んだアプリに短時間だけ有効な署名付き URL を共有します。共有前に警告を出すには Confirm external app open を有効にしてください。

オフラインダウンロードが終わらない

  • Keep Offline は既定で Wi-Fi 専用の制約があります。Wi-Fi に接続するか、Settings > Offline & Downloads で Download only on Wi-Fi をオフにしてください。
  • 古い端末で公開 Downloads への保存が失敗する場合、Android の「Downloads」権限が付与されているか確認してください。

キャッシュが大きくなる

Settings > Cache を開くと使用量を確認でき、各種上限を引き上げ・引き下げできます。メンテナンスから画像・サムネイル・動画ストリーム・すべてのキャッシュをクリアできます。

プロバイダーの移行

接続設定を編集するだけでプロバイダーを切り替えられ、作業の流れを変える必要はありません。新しい端末へ移行する際は設定のインポート/エクスポートや DB バックアップを使ってください。